HSP繊細さんへ贈る絵本「心がこわれた繊細なあなたへ~」【書評】

当ページのリンクには広告が含まれています。

今日は、とても素晴らしい本(絵本)を紹介したいと思います。

久しぶりに、とても感動した本です。

作者は「齋藤真行」さん、絵は「さいとうれい」さんで、HSPの人へ向けた内容となっています。

心にやさしく響く作者の声が、淡い色の絵と重なって、まるで春のかげろうのように、私には映って見えました…

この記事では、この本の書評ならびに、関連する本も紹介していきたいと思います。

著者 

感動する本に出合えるのは、とっても幸せなことだと感じています…

  • HSP気質の繊細さん
  • 生きることに悩んでいる人
  • 生きていることに疲れてしまった人

\ こちらもおすすめ/

目次

【書評】心がこわれた繊細なあなたへ

心が壊れた繊細なあなたへ

作者は「齋藤真行」さん、絵は「さいとうれい」さんの作品になります。

本の説明分

まずは、本の説明文からです。

あまりに素晴らしい文章でしたので、長文かと思いましたが、そのまま引用させていただきました。

本の内容と合わせて見ていただけると、より作者の心が理解できるかと思います…

感覚や感受性が非常に鋭敏な〈HSP〉(highly-sensitive-person)と言われる人は、

5人に1人程度いる、と言われています。

味覚や聴覚、触覚といった感覚的な体感の部分で世界の事物をより鋭敏に受けとめるばかりか、

人の言動についても、より多くの感受性と理解力で向き合うため、ストレスを負いやすく、傷つきやすいメンタルをもっています。

相当長い時間を生きて、経験を重ねるまで、本人も自覚できない場合が多いです。

自分が感じているようには、他の多くの人は感じていない、と気づいたとき、

この世界に対して居場所がないような違和感や疎外感を覚えるかもしれません。

仕事への向き合い方や、対人関係などにおいて、より感じやすいからこそ、より深く傷ついてしまうことが多々あります。

自分でも気づかないうちに心がどんどんむしばまれ、人生がうまくいかないために「自分は不適応者だ」という思いに苦しんでいる方もいます。

多くの人とは違う感受性で物事を受けとめるため、心が壊れてしまい、

なかなか前向きになることができなかったりします。

繊細さと鋭敏さにより、人の悪意やネガティブな言動もより強く感じてしまい、うつ病などの病が発症してしまうこともあります。

他の人が感じるより繊細な心を持った人は、多くの人々とは違う〈生き方〉を摸索していく必要があるかもしれません。

本書は、繊細な心を持った人の歩みを、

イラストと短い文章からなる【大人のための絵本】として素描しています。

〈こわれた心をどう癒していけばいいのか〉

〈繊細な自分は、損をしているだけなのか〉

〈自らをどのように理解すればいいのか〉

〈与えられている可能性とはなんなのか〉

〈今後どのような生き方ができるのだろう〉

こういった問いに、絵本のように小さな物語を通して、向き合うことができます。

繊細な心をもった人は、そのような心を持っているからこそ独自の歩みを重ね、その人にしか描くことのできない新しい世界を描くことができます。

「もしかしたら、自分はHSPなのでは?」と感じている方が、自らの心の課題に取り組み、

繊細な心を持つがゆえに与えられている可能性や才能を自覚し、

「これから」の毎日を創造的に展望していくためのヒントとして、お読み頂ければ幸いです。

引用:アマゾン

書評

最初、この本を読む前に、ふつうの文章がメインの内容かと思っていました。

ところが、「作:齋藤真行、絵:さいとうれい」とあるように、絵本的なものでした。

詩のようであり、絵本のようであるこの本は、さらっと読み進めてしまうのにはもったいない、と思える内容!

センチメンタル的な面も持ち、やさし気で、しかも希望を授けてくれる内容となっています。

HSPの人に向けた、生きにくさに焦点を当てた、何とも素晴らしい本。

ほんのり心が温かくなり、生きていていいんだ〜と思わせてくれます。

また、文章に合わせた絵も、とても感傷的、かつ繊細で、HSPの人の気持ちをそのまま表していると感じました。

絵だけで表現するのは、本当に難しいことです。

ですがそこへ、文章と重ねることで、よりビジュアルに訴えかけることが可能になってると思います。

私はこの本に出合って、本当に良かったです♪

なんど読み返しても、感動を与えてくれる、この本。

私はこの先も、この本をときどき読み返していくことでしょう…

心が壊れた繊細なあなたへ

関連した本【3冊】

ここでは、上記の本(心がこわれた繊細なあなたへ)に関連した3冊を紹介しますね。

どの本も、胸にじ~んとくる内容です。

①だれもわたしを 愛していない

だれもわたしを愛していない

作:齋藤真行、絵:さいとうれい。「わたしはどのように愛を見つけ、どこに安らぎを見出すことができるのか」愛された思い出がなく、そのために本物の愛を求め続ける、一人の女性が〈愛の在り処」を見つける物語。

②ぼくには なにもない

ぼくにはなにもない

作:齋藤真行、絵:さいとうれい。「ぼくにはなにもない。家族も、恋人も、生きがいも、やる気も、健康も、生きる意味さえも・・・」中年男性の〈ぼく〉が問いかける、「幸せの在り処」の物語。

③ガチャに外れた。

ガチャに外れた。

作:齋藤真行、絵:さいとうれい。この世界が生きるに値するところなのか、悩んでいるときに読みたい、大人のための絵本。

「心がこわれた繊細なあなたへ~」本|まとめ

今回、紹介した本は、HSPの人の心の内、苦しさ、生きにくさを分かりやすく表現しています。

そして、そんな状況でもなんと、希望を見出しているのです!

私はそんな、素晴らしい人生劇を、この4冊の本に見いだした気がします。

本当にこれらの本に出合えて、良かったと思っています…

この記事で紹介した本は、どれもkindle本です。kindle unlimitedで無料で読めるカテゴリーに入っているので、「初回30日無料」の期間中に読めます~。

\ 無料で読める本がいっぱい! /

⇩ぽちっとしていただけると嬉しいです

応援ありがとうございます ♬

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 癒し・ヒーリングへ
にほんブログ村
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次