この季節、秋には、いい香りが公園や近くの家の庭などから漂ってきます。
それが金木犀(キンモクセイ)の香りです…
甘くてやさしい、癒される香りに、ふと心を持っていかれそうになります。
そんな心癒されるキンモクセイの香りで、メディテーションを行ってみましょう。
以下では、そのやり方を紹介しますね。
著者 癒されたい人には、もってこいのシーズンです。室外、室内ともにキンモクセイの香りで癒されましょう♪
- 日常でストレスが多い
- 不安でよく眠れない
- うつうつとして元気が出ない
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キンモクセイとは?

庭園樹や街路樹として植栽に使われる。秋に橙黄色の花を咲かせて甘い香りを放ち、ジンチョウゲ、クチナシと合わせて、日本の三大芳香木のひとつに数えられている[5]。花は薬用にもなる。
引用:ウイキペディア
キンモクセイは、9月下旬から10月にかけてオレンジ色の小さな花を咲かせ、かぐわしい香りを放ちます。
街路樹や公園、家庭の庭木としても植えられることが多く、秋口にはあちこちで見かけますね。
香木ですので、キンモクセイじたいが癒しを与えてくれる、素晴らしい存在となりえます♪
キンモクセイの香りの効果
- ストレス解消と安眠効果
- 食欲が落ち着く
- 抗酸化作用がある
- 鎮静効果で痛みや炎症を和らげる
- 潜在意識を高める効果
①ストレス解消と安眠効果
キンモクセイの香りには鎮静効果があり、ストレスで交感神経が優位になっている状態を、静かに落ち着かせてくれます。
イライラも軽減され、リラックスできる状態へと導いてくれます。
寝る前にキンモクセイの香りをかぐことで、安眠効果も得られます♪
ベッドルームにキンモクセイのアロマを置いておき、毎晩ティッシュペーパーに一滴たらして香りが漂うようにすると、いい眠りにつけるでしょう。
100%ピュアのエッセンシャルオイルを使用した、キンモクセイ・アロマオイルです!
②食欲が落ち着く
食事の少しまえに、キンモクセイのアロマを焚いたり(アロマポット)、部屋にスプレーすることで、食欲が抑えられ、また食事の満足度もアップします。
人間の体内では、血糖値が下がると「オレキシン」という物質を分泌します。
そして、「オレキシン」は空腹感や甘いものへの欲求を促します。
キンモクセイの香りには、そんな「オレキシン」という物質の抑制効果があり、食べ過ぎを防いでくれるのです。
珪藻土(ソイル)で作られたアロマポット。アロマを垂らすプレートが3枚ついています。(4色)♪
③抗酸化作用がある
キンモクセイには抗酸化作用があり、細胞を守り、老化をおくらせます。
薬膳では桂花(ケイカ)として知られている、キンモクセイ。
温中散寒(お腹を温め寒さを散らす)や、理気(気の巡りをよくする)の効果があります。
また、その利用方法も多岐にわたり、花の部分を使った甘味料や、薬膳酒、お茶として使われています。
キンモクセイの花びらだけを乾燥させた有機栽培の「桂花茶」です。ノンカフェインで眠る前にも飲めます。
④鎮静効果で痛みや炎症を和らげる
キンモクセイには鎮静効果があり、体の痛みや炎症を和らげてくれます。
ですので、日常的にキンモクセイの香りをかいだり、キンモクセイにちなんだ商品を利用することで、痛みや炎症しらずの体を手に入れられます。
また、キンモクセイの成分には肌質改善効果があり、キンモクセイをお酒につけて飲用したり、ジャムにして使用する方法もあります。
化粧水として使用するのも、おすすめです。
著者 私はお酒は飲めませんが、アルコール好きな人にはいいですね。
世界三大美女の楊貴妃は、キンモクセイをお酒につけたものを飲んでいたようです♪
著者 ジャムだと年齢を問わず食事に使えるので、汎用性があっていいですね♪以下のジャムは、お湯に浮かべて飲むと花びらが待ってるようで美しいようです。
キンモクセイの花びらジャムです。(ビートグラニュー糖使用)
⑤潜在意識を高める効果
キンモクセイの香りをかぐと、心が自然とひらかれるような気持になります。
そして、スピリチュアルな気分になるので不思議です…
ですが、それもそのはず、効果効能がおおいキンモクセイは、古くヨーロッパでは、潜在意識を高めて願いを叶える香りとして伝えられていました。
そして、スピリチュアルな場面で、キンモクセイが重宝されていたようです…
キンモクセイの香りで行うメディテーション

以上のように、キンモクセイには素晴らしい多くの効果効能がみられますが、それらをメディテーションとして味わってみましょう。
- 散歩でキンモクセイの香りを感じる
- アロマでキンモクセイの香りを感じる
- キンモクセイのお茶で香りを感じる
①散歩でキンモクセイの香りを感じる
一つ目は、「散歩」という形によって、味わってみる方法です。
初秋にキンモクセイの香りが漂ってきはじめたら、朝の空気がすんでいる時間帯に、散歩へとくりだしましょう。
キンモクセイの木の近くを通りがけに、思いっきり空気を吸い込みます。
そして、胸いっぱいにキンモクセイの香りを感じましょう…
体のすみずみまで、キンモクセイのやさしく甘い香りが行きわたるのを感じます。
しばらくキンモクセイの木のある場所で、たたずんでいてもいいですね。
歩きながらだけでは感じられない、もっと深い癒しが得られることでしょう…
幸せな何とも言えない気分になれたら、そっとその場を離れていきます。
足を止めることがなければ、キンモクセイの近くを通るときだけでも、ゆっくりとした歩調に変えてみます。
少しの間だけでも、キンモクセイの香りに包まれましょう。
著者 じかにキンモクセイの香りを嗅ぐのが、1番幸せな気分になれますね~♪
②アロマでキンモクセイの香りを感じる
キンモクセイの香りをかげるのは、1年で初秋のころだけです。
そのため、それ以外の季節は部屋でアロマを使って、キンモクセイの香りを感じましょう。
ごく手軽に、キンモクセイのアロマオイルを、ティッシュペーパーに1滴たらすだけでも、それは可能になります。
また、アロマストーンに垂らしたり、アロマディフューザーで水蒸気とともに香りをとばしてもいいですね。
アロマスプレーを作ったり購入して、部屋にスプレーするのもいい方法です。
いずれの方法でもいいので、ご自分にあったやり方で、キンモクセイの香りを楽しみましょう♪
そして、目を閉じ、心地いい香りを胸いっぱいに吸い込みます。
静かに呼吸をくりかえし、そして心を放っていきます。
きっと、素晴らしく、落ち着いた言いようのない感慨にあふれると思います…
著者 私はアロマコーディネーターの資格を取りましたが、アロマは本当に癒されます…
100%ピュアのエッセンシャルオイルを使用した、キンモクセイ・アロマオイルです!
缶入りのアロマストーンは省スペースで使え、また持ち運びに便利です♪
無印良品のアロマディフューザーはシンプルでいいですね。
③キンモクセイのお茶で香りを感じる
キンモクセイの香りを、お茶で楽しむ、という方法もあります。
キンモクセイ茶は、別名を桂花茶といい、中国や台湾、東南アジアなどで生産されていて、緑茶やウーロン茶などにキンモクセイの花を混ぜて香りを移したものが一般的だそうです。
ですが、メディテーションでは、キンモクセイの花だけを使ったお茶を準備しましょう。
桂花茶を準備する
キンモクセイの花びらだけを乾燥させた有機栽培の「桂花茶」です。
桂花茶の入れ方
- 桂花茶を適宜ポットに入れ、85℃程度のお湯をゆっくりそそぎ入れます。
- 3~5分ほど蒸らして、カップに注ぎます。
蓋とストレーナー(茶こし)がひとつで便利です。食洗器やレンジも対応!
カップに桂花茶を適宜入れ、お湯を注いでふたをし、3~5分蒸らして「茶こし」でこしてもいいですね。
桂花茶の香りを味わう!
キンモクセイのお茶「桂花茶」が準備できたら、その香りに包まれながら、ゆっくりとお茶を飲みましょう。
香りをかぐだけではなく、キンモクセイの成分が体に入っていくのも感じます。
胃から入って、その下へと降りていく感じもイメージします。
ゆっくりと、キンモクセイの香り、お茶が体を癒していくのが分かると思います…
呼吸はゆったりとくり返し、気持ちが高揚するのを味わいましょう~
著者 桂花茶は見た目もオレンジっぽく、香りとともに癒されますね♪
最後に:キンモクセイで癒されよう
キンモクセイは、初秋にしか巡り合えない香りです。
じかに生の香りを感じられるこの秋にこそ、ふらりと散歩に出かけて、キンモクセイの香りでメディテーションを行ってみましょう。
また、キンモクセイの商品を使えば、年中キンモクセイの癒しを得ることになります。
いろんな商品がありますが、ご自分に合った方法で、香りを楽しみましょう♪
そして、日常を心休まるものにしていけたらいいですね。
著者 今の時期、キンモクセイの香りを楽しめる散歩が大好きです♪
