著者 自分に正直に生きたいなぁ…
ピコそのためのキーワードが「直感」だよ。詳しく解説するね♪
私たち人間は、何かの行動をおこすとき、必ずと言っていいほど、その行動についていろいろ考えてしまいます。
そして、自分の直感を恐ろしいほどまでに、無視してしまう…
その結果どうなるのか?
自分の直感はみごとに圧縮され、勘の鋭さはなくなっていってしまいます。
直感は、本来は生きていくために備わった、大切なセンサーです。そのセンサーを正常に働かせ、その人なりの正しい生き方をしていく。
この記事では、直感を磨いて自分に正直に生きる、をテーマとして書いています。
そして、それによる効果も列記します。
最後までお読みいただければ、幸いです…
- 自分に正直に生きたい
- 本来の自分の人生を生きてみたい
- 後悔しない人生にしたい
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自分の直感を無視する場面
では始めに、自分の直感を無視する具体的な場面から、見ていきましょう。
たとえば、八百屋さんで美味しそうなフルーツを見かけたとします。
旬のフルーツで、非常にいい香りがし、果実も見事なまでの美しさであふれています。
心の中では「美味しそう、食べたいなぁ…」と思うでしょう。ですが次に考えるのは、その値段とその金額を支払う対価です。
経済的な面と、それを食べるだけの価値を頭の中でぐるぐると考えます。
そして、買うか買わないかの決断ですね。
そうやって出た解答しだいで、私たちはなんらかの行動をとります。買う、見送るというような。
このような場面が、すなわち「自分の直感を無視する」場面です。
ですが、そもそも「欲しいなぁ…」と思った直感の時点で、本当はその商品が気になって欲しいのです。
そのあと、いろいろ考える過程は、もはや思考の段階。「気に入る、気に入らない」という自分の感覚は、すでにない状態になっています。
このように、ジャッジして決断するという思考の段階をえてしまうと、自分の直感はないがしろにされてしまうのです。
その結果は、以降で解説します…
直感を無視し続けるとどうなるのか?
以上のような例では、欲しいという直感のあと、とりあえずその気持ちは横に置き、買うか買わないかのジャッジをします。
そうすることで、自分なりの判断基準で決断が行われます。
ですが、その決断は、経済的なものであったり、健康面での良し悪しであったり、今までの経験によるものだったりと、後付けの理由です。
本来の自分の直感による理由ではありません。
全くべつものですよね。
そんな直感でない、後付けの理由で毎回の判断をしていたら?
直感は無視し続けられ、やがては機能しなくなってしまうでしょう。
またさらに、自分の生き方さえも見失ってしまうことに…
直感は生きるセンサー
直感は、本来、人間に与えられた生きるためのセンサー、能力です。
何回も生死をくり返し、過去で培ってきた膨大な体験による知識。
それらが、人間の記憶にはないものの、しっかりと自分の直感として携わっているのです。
ですから、なんとなく「これは良さそう」とか、「こっちは悪そう…」などという、根拠のない判別を思いつくことがありますよね。
それこそが、過去から培ってきた直感であり、生きるセンサーなのです!
生きるセンサーなしでは本来の自分を生きれない
生きるセンサーである直感は、私たちに本来の自分の好みであったり、考え方、危険の回避さえをも教えてくれます。
たとえば、高い場所に乗ったりすると、下半身がぞわぞわとしたりします。
それは、過去に高いところに上って、平気ではなかったから、その経験で高いところに上ると『危険だぞ!』というアラート、直感が発動されるわけです。
そんな身近にある直感から、人生の決断をするような大きなものまで、直感にはあります。
それらの生きるセンサーを、もし失くしてしまったら?
きっと、自分という本来の生き方は、できなくなってしまうでしょう。
あるのは、後付けで用意された、自分らしくない生き方…
生きるセンサーという直感を失った現代人
話を、現代の多くの人の場合で考えてみましょう。
結論からいうと、現代人は、直感そのものをほぼ無視した生き方です。
仕事もそうですし、学校や政治など、社会全般においては、もはや直感そのものが皆無です。
たくさんの人間の中で生きていくには、直感で動く行動というのを、制御する傾向にあるからです。
ですから、直感を無視した社会で生きる私たちは、自分の生き方をどんどんと見失っていきます。
そして、抜け殻のように、自分でない自分を演じてこの世をさまよい、亡霊のように生きていくわけです…
ですが、中には自分の直感に正直に生きている人もいるでしょう。
そういった人は、きっと生きるのが楽しいし、困難があったとしても自分の直感で生きているため、それも腑に落ちると思います。
三國さんは、直感で行動するそのものの人です。そうやって彼は、人生を思いがけないような所まで上りつめます!学歴などなんの関係もありません。直感こそが生きるすべての源だと感じます…
直感をとりもどす方法
私が住んでいる日本という国。
日本では、直感で生きるというのが非常に難しく感じます。
周囲の人の気持ちを考え、合わせ、強調して生きていくのが日本人の風潮。
自分の気持ちは二の次で、自分を抑えることが美徳とされています。
そんな風潮の中で生まれ育った私たちは、いったいどうやって生きるセンサーを取り戻していくのか?
それは、一長一短ではかないませんが、意識を変えることでそれは可能です!
ミニマリストになるという選択
そのいい方法の一つが、ミニマリストになるということ。
ミニマリストは、少ない持ち物で、自分の住む環境を整えます。雑多なモノに囲まれての生活はしません。
いつもすっきりとしたシンプルな住まいで、シンプルな思考、また人好き合いで生きていきます。
彼らは、自分の身の回りをスッキリさせることで、日常の余計な判断をせずにすみます。
そしてそれによって、直感が鋭くなっていくのです。
また、モノを判別して断捨離したり、持つべきモノを選ぶという行動のくり返しにより、自分の本来の生き方というものを、自身に常に問いかけていきます。
その作業が、自分の心を追求し、研ぎ澄ませ、本来持つ直感というセンサーの力をよみがえらせることになります。
そして、本当に必要なモノ、行動が自ずから分かるようになっていくのです!
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著者 私自身もミニマリストですが、より感性を磨かれるように感じます。
直感を磨いて自分に正直に生きる、その効果は?
- 生きるのが楽しくなる
- 「考える」というタイムラグがない
- 時間の節約と思考エネルギーの節約になる
- たとえ失敗しても気分の切り替えが早い
- 軽やかに立て直しのきく人生になる
生きるセンサー「直観」を取り戻すということは、すなわち、自分の生き方ができる!ということです。
自分らしく、自分に正直に生きることで、生きるのが楽しくなってきます。
また、自分が直感で感じたことを「考える」というタイムラグもありません。
時間の節約ばかりか、思考エネルギーの節約にも貢献します!
そして、自分の直感で行動した結果は、たとえあと腐れが悪くとも、「また挑戦すればいいや!」という気分の切り替えも早くできます。
直感で生きるということは、そんな風に軽やかに、立て直しのきく人生が生きれます!
最後に
日本では、以上のような直感で生きる!という行動をとるのは、なかなか勇気が必要な部分もあります。
とくに仕事や地域での活動、学校などにおいては、それが色濃く、問題となります。
ですが、「自分はなぜこの世に存在するのか?」を考えたときに、決して自分を無視しては成り立ちません。
自分の生き方を大事にしてこそ、存在の意義も感じられます。
それが、アイデンティティであり、自己肯定感にもつながります!
アイデンティティ(identitiy)とは「自己同一性」という意味。
- 自分は自分であるという普遍的な認識
- 確固たる自分らしさや個性の認識
このような「自分らしさ」の概念を指しています。「自分らしさが明確で確立している状態」ですね。
著者 これからは、直感で生きようと思います…
